====== [メーカー] seeed studio ====== ====== [製品名] SenseCAP S2104 LoRaWAN® 土壌温度・水分量センサー ====== SenseCAP LoRaWAN S2104センサーは、IP66規格の防水仕様で、過酷な環境でも使用できるバッテリー駆動のワイヤレス土壌温度および水分量センサーです。土壌の温度を-40℃~80℃、土壌の水分量(体積含水量: VWC)を0~100%の範囲で測定します。広範囲の通信範囲をカバーし、低消費電力で長寿命のバッテリー駆動を維持します。このセンサーは、スマート農業や土壌モニタリングシステムに最適で、簡単に取り付け・取り外しが可能です。都市部では2km、見通しの良い場所では10kmの通信範囲をカバーできます。交換可能なバッテリーは最大10年間使用可能で、産業用のIP66エンクロージャーを備えています。 ====== [特徴] ====== == 世界中のLoRaWAN®ネットワークに対応 == さまざまなLoRaWAN®ゲートウェイに対応し、LoRaWAN®ネットワークへの迅速な接続を可能にします。(863MHz~928MHzのユニバーサル周波数プランをサポート) == 広範囲通信とバッテリー駆動 == 市街地で2km、見通しの良い環境で10kmの超広範囲通信が可能。標準のリチウムチオニル塩化電池(タイプ: ER34615)で駆動し、最大10年間のバッテリー寿命を実現。 == 過酷な環境での使用に考慮した設計 == 動作温度範囲は-40℃~85℃、IP66規格の筐体で、屋外での使用、高UV照射、豪雨、ほこりの多い環境などに適しています。 ====== [仕様] ====== **土壌温度** * 範囲: -40℃~80℃ * 精度: 0~50℃: ±0.5℃, -40~0℃および50~80℃: ±1℃ * 解像度: 0.1℃ **土壌水分量 (体積含水量: VWC)** * 範囲: 0~100% * 精度: 0~50%: ±3%, 50~100%: ±5% * 解像度: 0~50%: 0.1%, 50~100%: 0.5% ====== [一般仕様] ====== * 製品モデル: S2104 * マイクロコントローラー: Wio-E5 * サポートプロトコル: LoRaWAN v1.0.3 Class A * 内蔵Bluetooth: アプリツールでパラメータ変更 * LoRaWANチャネルプラン: IN865/EU868/US915/AU915/AS923/KR920/RU864 * 最大送信出力: 19dBm * 感度: -136dBm@SF12 BW=125KHz * 通信距離: 2〜10km(ゲートウェイアンテナと環境による) * IP等級: IP66 * 動作温度: -40℃~85℃ * 動作湿度: 0~100 %RH(非結露) * デバイス重量: 405g * ケーブル長: 5メートル * 認証: CE / FCC / RoHS * バッテリー寿命: 最大10年(最大10年間のバッテリー寿命をサポートしていますが、実際のバッテリー寿命はデータのアップロード間隔、データペイロード、およびゲートウェイとの距離により異なります。[[https://files.seeedstudio.com/SenseCAP_S21XX_Sensor_%20Battery_Life_Prediction.xlsx|参考資料]]) * バッテリー容量: 19Ah(充電不可) * バッテリータイプ: 標準DサイズSOCl2バッテリー(交換可能)