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VPD(飽差)とは

VPD(飽差)は、空気が植物から水分を奪う強さを表します。温度と湿度を1つの数値にまとめたもので、それぞれを単独で見るよりも役に立つことが多い指標です。

このページの内容

VPDが表すもの

VPDは、現在の気温で空気が含むことのできる水蒸気の量と、実際に含んでいる量との差です。単位はキロパスカル(kPa)です。

  • VPDが低い:空気は飽和に近い状態です。蒸散が進みにくく、葉が濡れた状態が長く続くため、病気が発生しやすくなります。
  • VPDが高い:空気が乾燥し、水分が急速に奪われます。植物は水分を守るために気孔を閉じ、生育が遅くなることがあります。

湿度だけでは不十分な理由

相対湿度は気温によって意味が変わります。同じ湿度70%でも、15 °Cと30 °Cでは植物にとってまったく別の環境です。VPDは気温を織り込んでいるため、1つの目標値が一日を通して同じ意味を持ちます。

CropWatchでVPDを使う

CropWatchは、空気センサーの温度と湿度の計測値からVPDを計算します。

ハウス栽培ではおよそ0.8〜1.2 kPaを目安にすることが多いですが、適切な範囲は作物と生育段階によって異なります。栽培する作物の指針に従ってください。