センサーの設定
センサーごとに設定画面があり、名前、グループ、所属する現場、校正証明書、閲覧できる人を管理できます。このガイドでは、見た目以上に影響の大きい2つの項目も含めて、入力欄を1つずつ説明します。
このページの内容
センサーにはそれぞれ設定画面があります。ここで変更するのは、センサーが計測する内容ではなく、CropWatch上でのセンサーの情報です。名前、所属する現場、閲覧できる人などです。
画面には最大3枚のカードがあります。必要のないカードは無視してかまいません。
- デバイス設定:名前、グループ、TTI デバイス ID、ロケーション。
- デバイスセンサー証明書:ダウンロードできる校正証明書。このカードはCropWatch製のセンサーにだけ表示されます。
- デバイス所有者の権限:このセンサーにアクセスできる人それぞれに、何を許可するか。
ここで何を変えても、センサー自体の動作は変わりません。送信の頻度が上がったり、計測する項目が変わったりすることはありません。送信間隔はセンサーの機種で決まり、CropWatchの画面からは設定できません。変更が必要な場合はサポートにお問い合わせください。
開き方は2通りあります。どちらが表示されるかは、アクセス権によって異なります。
- センサーの画面から。センサーの画面を開き、上部に並ぶボタンの中から「設定」を押します。「メモを表示」や「CSV」の隣にあります。
- ロケーションのセンサー一覧から。ロケーションを開いてそのセンサーの行を探し、右端の「操作」列にある小さな歯車を押します。歯車には文字は書かれていません。
どちらも表示されない場合は、このセンサーを変更する権限がアカウントにありません。社内のCropWatchアカウント管理者にご相談ください。
この画面を開けても、保存できるとは限りません。権限がないままブックマークや共有リンクからこの画面を開くと、見た目は普通に表示され、内容も入っています。しかし「デバイスを更新」を押すと、「You do not have permission to update this device」という赤いバーが表示され、何も変更されません。
1枚目のカードには4つの入力欄があります。入力が必須なのは名前だけで、ほかはそのままでかまいません。
- 上部のラベルは編集できません。センサーのDevEUI(変わることのない固有のシリアル番号で、サポートへの問い合わせ時に役立ちます)と、設定されていればグループが表示されます。グループのラベルは保存済みの値を表示するため、入力中には変わりません。
- デバイス名:CropWatchのすべての画面で使われるセンサーの名前です。
- グループ:任意のラベルです。
- TTI デバイス ID:変更しないでください。詳しくは後述します。
- ロケーション:センサーが所属する現場です。変更する前に、後述の注意をお読みください。
- デバイスを更新:カード全体をまとめて保存します。
ダッシュボード、ロケーションのセンサー一覧、アラートメール、レポートに表示される名前です。ここで変更すると、すべての場所で一度に変わります。
現場に立ったときに、ほかの人にもどれのことかわかる名前にしましょう。「センサー4」より「ハウス1 北側」のほうがわかりやすくなります。
空欄にはできません。入力欄を空にすると、下に「デバイス名は必須です。」と表示され、何か入力するまで保存ボタンは押せません。上限は120文字で、普通の名前なら十分な長さです。前後の空白は保存時に削除されます。
名前を変更しても、これまでに送られた計測データには影響しません。履歴はそのまま残り、表示される名前だけが変わります。
グループは、「ハウス」「南ブロック」「試験区」など、何でも自由に入力できるラベルです。選択肢のリストはなく、入力内容のチェックもないため、表記を気にする必要もありません。
ただし、現時点ではグループの役割はごく限られています。パソコンでダッシュボードをテーブル表示にしたときに列として表示されるだけで、スマートフォンでは表示されません。それ以外の用途はありません。
グループは、アラートルール、レポート、センサーを閲覧できる人のどれにも影響しません。閲覧できる範囲にも反映される形でセンサーを整理したい場合は、ロケーションを使ってください。
この項目は普段使うものではありません。計測データを運ぶ無線ネットワーク上でのセンサーの名前を保存する欄で、CropWatchがこれを必要とするのは、遠隔でオン・オフできるセンサーだけです。
変更しないでください。入力すると「デバイスを更新」が押せるようになり、緑色で「デバイス設定を更新しました。」と表示されます。しかし値は保存されず、ページを再読み込みすると元に戻ります。メッセージが出ても、実際には何も保存されていません。
この設定が必要なセンサーがある場合(遠隔操作のスイッチが反応しないことでわかります)は、ここに入力せず、サポートにお問い合わせください。
「ロケーション」のリストには、アクセスできるすべての現場が表示されます。変更するとセンサーはその現場に移動し、元のロケーションのセンサー一覧から消えて、新しいロケーションの一覧に表示されます。
計測データは失われません。履歴は現場ではなくセンサーに紐づいているため、これまでのデータはすべてセンサーと一緒に移動し、グラフも移動前とまったく同じです。元の場所に残るデータも、消えるデータもありません。
ただし、センサーを移動すると、閲覧できる人のリストが一から作り直されます。元のロケーションで閲覧できていた人は、保存した瞬間にアクセスできなくなります。移動した人が「管理者」になり、新しいロケーションのメンバーは全員「無効」から始まります。この画面で1人ずつ有効に戻すまで、そのままです。ほかの人もこのセンサーを使っている場合は、移動する前に伝えてください。
ほかにも、次の2点に注意してください。
- リストの一番上に「未割り当て」がありますが、これを選んで保存すると赤いエラーになります。センサーは必ずどこかのロケーションに所属する必要があります。
- 移動先のロケーションでも権限が必要です。権限がないと、「You do not have permission to move this device to that location」と表示され、保存できません。
カード全体を1つのボタンで保存します。何か変更するまでは、ボタンはグレーで押せません。故障ではなく、まだ保存するものがないためです。
いずれかの入力欄を編集すると、ボタンが濃い色になり押せるようになります。値を元に戻すとまたグレーになり、カードに不正な入力があるあいだもグレーのままです。
ボタンを押すと、カードの上部に色付きのバーが表示されます。
- 緑:「デバイス設定を更新しました。」保存されました。
- 赤:何らかの理由で保存できませんでした。理由はバーに表示されます。「ハイライトされた項目を修正してください。」の場合は、入力欄の下に赤い文字が出ていないか確認してください。
「デバイスを更新」を押さずに画面を離れると、何も保存されません。自動保存はなく、画面を離れるときの確認も表示されません。
2枚目のカードには校正証明書があります。センサー内部の温湿度チップが、基準に照らして検査されたことを示す書類です。監査を受けるときや、取引先から証明を求められたときに必要になるのはこれです。
証明書は2種類あり、内容が異なります。
- シリアル番号付きの証明書:お使いのセンサーに入っているチップそのものに対するISO 17025証明書です。ボタンを押すたびに最新のものを取得します。横のラベルには、チップの種類、シリアル番号、センサーの機種が表示されます。
- 「SHT4x シリーズ証明書」:同じシリーズのチップ全体に共通の証明書です。お使いのセンサー個別の内容ではなく、全員に同じファイルが提供されます。
各行の右側に、下向き矢印の付いた小さな濃い色のボタンがあります(文字はありません)。押すと、PDFが新しいタブで開きます。どちらを提出するか選べる場合は、証明力の高いシリアル番号付きのほうを選んでください。
このカードは、CropWatchが製造したセンサーにだけ表示されます。カード自体がない場合は他社製のセンサーなので、書類はそのメーカーから入手してください。CropWatch製でもチップのシリアル番号が登録されていない場合は、共通の証明書だけがカードに表示されます。
最後のカードには、このセンサーにアクセスできる全員が表示されます。各行には、名前とメールアドレス、「権限レベル」の欄、その行専用の「権限を更新」ボタンがあります。
行ごとに個別に保存します。1人の権限レベルを変えてその行のボタンを押すと、そのメールアドレスの変更を確認するバーが下に表示されます。複数の人を変更する場合は、それぞれのボタンを押す必要があります。
ここでは人を追加・削除できません。画面にはその理由は書かれていません。人の追加は、センサーではなくロケーションで行います。詳しくは後述します。
選択肢は5つありますが、実際に動作が異なるのは3つだけです。
- 管理者:マネージャーができることすべてに加え、ほかの人の閲覧権限を変更できます。このカードを使えるのは管理者だけです。
- マネージャー:センサーの名前変更、グループ設定、移動、リレーの遠隔操作、アラートルールやレポートの設定ができます。ほかの人の権限は変更できません。
- ユーザーと閲覧のみ:センサーと計測データを見ることができ、何も変更できません。実際にはこの2つは同じで、CropWatchのどこでも区別されていません。
- 無効:センサーをまったく見られません。その人のダッシュボードやロケーションの一覧からも消えます。
センサーの所有者は、リストの内容にかかわらず、常にすべての操作ができます。
アクセス権は、センサー1台ごとではなく、ロケーション全体に対して付与します。人を追加するときは、センサーではなくロケーションから操作します。ロケーションを開き、センサー一覧の上にある歯車を押して、「(ロケーション名)にユーザー権限を追加」というカードを探してください。
メールアドレスを入力し、権限レベルを選んで「権限を追加」を押します。このカードには、理解しておきたいスイッチが1つあります。
- 「このロケーション内のすべてのデバイスに適用」がオン:そのロケーションのすべてのセンサーに、選んだ権限レベルが付与されます。ほとんどの場合はこちらを選びます。
- オフ:ロケーションには追加されますが、そこのすべてのセンサーで「無効」になります。現場は見えても、計測データは何も見えません。
「デバイス所有者の権限」カードは、主にこの2つ目のケースのためにあります。ロケーションは見えるのにセンサーが1台も見えない、という人がいたら、この画面でセンサーごとに設定し直してください。
- センサーの画面に「設定」ボタンがない。アカウントに必要な権限がありません。社内のCropWatchアカウント管理者にご相談ください。
- 「デバイスを更新」ボタンがグレーになっている。まだ何も変更されていません。いずれかの入力欄を編集すると押せるようになります。
- 保存したと表示されたのに、元に戻った。TTI デバイス IDであれば、それが正常な動作です。この欄はここでは設定できません。それ以外の項目の場合は、もう一度保存して、色付きのバーの内容をよく確認してください。
- 新しい人はどこで追加する?ここではなく、ロケーションで追加します。詳しくは「新しい人を追加する」をご覧ください。
- 設定した覚えがないのに「無効」になっている人がいる。「すべてのデバイスに適用」をオンにせずにロケーションに追加されたためです。この画面で権限レベルを設定してください。
- 削除ボタンがない。CropWatchからセンサーを削除することはできません。サポートにお問い合わせください。
- センサーを移動したら、同僚が見られなくなった。移動するとそうなります。この画面で権限を戻すか、管理者に依頼してください。
- 証明書のカードがない。CropWatch製ではないセンサーです。書類はそのメーカーから入手してください。